人というものは、単独で孫愛しているのではなくて、様々な生物お共存しているんですよね。
特に、細菌類とは一心同体ともいえる関係です。
腸内細菌は人の感情などに影響を与えるらしいので、逆に、人は細菌によって操られているともいえなくないなと思います。
赤血球、白血球なども、自分と違った生き物と考えると、人は様々な生き物の集合体であって、自分というのは、どこまでが自分なのかがわからなくなってきます。
さて、そんな人の体の不思議ですが、今年の夏に、面白い記事を発見しました。
それは、「未来のワキガ治療」として、細菌(バクテリア)を使ったワキガ治療法が載っていたんですね。
夏本番。
どんどん暑くなると深刻な問題が…それはワキガ。
今、ワキガに悩む人にとっては夢のような未来の治療法が開発されようとしている。研究しているのはカリフォルニア大学のクリス研究員。
それはバクテリアを使った超画期的な方法だった。バクテリアは地球上のあらゆる場所に生息している細菌。
実はこれがワキガの原因になっている。脇に住み着いているバクテリアが汗や老廃物を分解することでニオイが発生してしまう。
一般的な対策は、バクテリアが発生させるニオイの上に別のニオイをかぶせるか、
清潔にする事でバクテリアが繁殖しづらい環境を整えるのだが、
どちらもその状態を維持しておくのは難しい。そこでクリスさんはある方法を考えた!
それは、ワキガではない人の脇の下にいるバクテリアを採取し、培養。
それをワキガで悩んでいる人の脇の下に移植するというもの。実は、細菌移植は偽膜性腸炎という腸の病気など、他の病気でも効果を発揮している。
腸内環境を改善するために健康な人の細菌を移植するという治療で、
健康な人の便を、腸の病気で悩む人の腸に入れるというもの。すると、移植されたバクテリアの働きで腸内環境が改善されるという。
これをワキガにも応用したのだ。その結果…なんとほとんどの人に効果があった。
この画期的な治療法は今実用化に向けて研究が続けられている。http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20180731_03.html
ワキガ対策の王道としては、アポクリン腺からの分泌物を抑えることと、常在菌を殺菌することですが、このレポートはある意味真逆のことをしているんですね。
ワキガでない人の細菌を移植するとワキガでなくなるのであれば、ワキガの犯人は「アポクリン腺」ではなくて、ワキガの人のわきに住んでいる細菌ということになるわけです。あるいは、ワキガ体質の人の細菌が、犯人ということですよね。
これまでは、ワキガは「アポクリン腺から出てくる分泌物を常在菌が分解して刺激臭のある物質に変える」ので臭っているとされてきたんですが、そうじゃないかもということですよね。
新説としては「アポクリン腺から出てくるニオイの分泌物を常在菌が分解して無臭化してくれるので臭わない」となるのかもです。
確かに、アポクリン腺から出てくる分泌物自体が臭うと思うんですよね。
そういう事であれば、ワキガでない人のわきの下の汗を拭いて、ワキガの人のわきに塗ると、ワキガは治ってゆくかもですね。
これからの研究に期待しましょう。
