ワキガ手術で切らない方法も効果的なわけ。ミラドライについて

中程度~強いワキガ体質の人には、日常生活での工夫やデオドラント剤だけでの活用では、ニオイを抑えられない場合も多々あると思います。

そのような、特に強いワキガ体質の方には手術をされることをお勧めします。

汗をかく季節にいつも憂鬱になることを考えると、適切な手術をされて、本来の自分を取り戻されることが、どんなに素晴らしい事かを感じてほしいと思っています。

ただ、ワキガ手術にも様々なものがあって、メリットもあればデメリットもあります。
それらをきちんと理解されたうえで判断されるようにしてください。

自分の体のことですから、きちんと情報収集して勉強されることも大切ですし、ワキガ手術するクリニックを選ぶことも重要なポイントです。ワキガ手術できればどこの病院でもいいやということではないと思います。

キチンと事前リサーチして納得行く手術を受けられるようにしましょう。

切らないワキガ手術でもワキガに有効なわけ

切らないワキガ手術には、いくつかタイプがありますが、ミラドライという機器を使ったワキガ治療が事例も多く一般的に定着しているようです。ミラドライについてご説明しますね。

ミラドライとは

ミラドライは、アメリカの政府機関であるFDA(アメリカ食品医薬品局)の正式認可を受けている医療機器で、日本でも施術実績の多い、ワキガや多汗症を治療するのに使われています。

ミラドライの原理

皮膚の上から電磁波(マイクロウェーブ)を照射することで皮下組織を破壊する施術で、わきの下を切開することなくアポクリン腺を破壊することでワキガを治療します。

ミラドライは、マイクロウェーブ波を使って、皮下にある水分を多く含む汗腺を破壊するのが特徴です。
一般的な脱毛で使う医療レーザー光線は、毛や毛根などの黒いメラニン成分がレーザーの熱を吸収し初寝るすることで毛母細胞を含む組織を破壊することで脱毛するのですが、ミラドライは似ているようで、その原理が全く違っているんですね。

医療レーザーがメラニンの黒い部分をターゲットとしているのに対して、ミラドライは皮下の汗腺に含まれている水分をターゲットとして熱破壊する違いがあります。

ミラドライの特徴

ミラドライと一般的なワキガの切開手術、それとボトックス注射を比較してみました。

ミラドライ 手術 ボトックス
効果の持続性 持続効果あり 持続効果あり 数か月程度の一時的な処置
傷跡 ほぼなし 少しあり なし
費用 両わき30万前後
保健邸要害
片側3万程度(保険適用時) 3万程度(保険適用時)
処置時間 30分程度 2時間程度(手術による) 10分程度
施術後 日常生活に支障なし
激しい運動は不可
数日間は安静
両手を上げるなどは不可
日常生活に支障なし

ミラドライのメリット・デメリット

ミラドライを使ったワキガ処置のメリット・デメリットについてまとめてみました。

メリット デメリット
  • 永久的なワキガ処置ができる
  • 皮膚を切開することなく施術できる。傷痕が残りにくい
  • 施術後も日常生活ができる
  • 施術時間が比較的短い
  • 脱毛効果あり
  • 皮下が膨れたり出血を伴う場合がある
  • 費用が比較的高価
  • 脱毛効果があるので男性の場合はデメリットかも

ミラドライ照射後の例

ミラドライは手術で切開するのではありませんが、全く何も影響がアないわけではありません。
電磁波の照射により、体質によっては内出血のような血のにじみや全体や一部が腫れる場合があります。また火傷を負った感じになるので、鈍痛や熱を感じることがあります。経過とともに出血の後や鈍痛などは収まってくるようです。

ワキガ手術後の沈痕が心配ならミラドライ

ワキガの外科手術は、かつては「マイクロリゼクション法」「反転法」など、皮膚の一部を切開して、その部分からカニューレを入れて、アポクリン腺を含む脂肪組織をはぎ取る方法や、皮下組織は反転させて目視で取り除く方法が主流でした。

この方法は、確実性があるのですが、皮下を広い領域にわたってはぎ取るので、術後の皮膚の定着に時間がかかったり、癒着面がアザなどになる可能性もありました。

その点、ミラドライによる電磁波の照射でアポクリン腺を破壊する方法は、電磁波を照射直後は皮下に痛みや晴れ、出血を伴うことがありますが、その後は収まるので良いと思います。

体質にもよりますが、傷跡を心配される方は、ミラドライでの施術をされる方向でカウンセリングを受けられるといいと思います。