ワキガ手術の種類は、希望する手術をしてくれる病院を選ぶこと

ワキガの手術も様々なものがあるのでしっかりと自分で勉強して選ぶことが大切です。

特に、重度のワキガ体質で悩まれている方の場合は、ワキガ手術というのも選択肢の一つとして考えられることをお勧めします。

ワキガ手術の場合は、自分に合う手術がどのようなものかわからないかもしれませんが、それぞれの種類とメリット・デメリットをしっかり把握してのボムことが必要です。そして、重要なことは、自分に希望する手術をしてくれる病院を選ぶことです、

ワキガに手術には、その手術に必要な機器や設備があります。
ですので、自分のして欲しい手術の設備機器がない病院では、その希望する手術はしてくれません。

その病院でできることしかしてくれないのです。
病院は何でもしてくれるわけではないことを理解しましょう。

もちろん、自分のワキガの症状にどの手術が適しているかは、自分だけの判断ではなくて病院の先生の見立ても参考にすべきだと思いますが、して欲しくない手術を受ける必要はないと思います。

ワキガ手術の前に

ワキガ手術の見極め

どのようなワキガ手術があるか見てゆく前に、見てゆきましょう。

どのワキガ手術をするかは、ご自分のワキガのタイプをしっかりと見極めることが必要です。

ワキガ対策で有名な五味クリニックの五味院長は、体質にあった手術法を探すチェック表を作られていますので、それを参考にされるといいと思います。

  • 脇の下に汗をよくかく、耳あかが湿っている、脇毛が多く太く、衣類が黄ばむ、遺伝的
    → 手術をオススメ
  • 脇の下に汗をよくかく、耳あかが湿っている、脇毛が普通、衣類も黄ばまない
    → 試験的に切開手術をして確かめた後に手術
  • 脇の下に汗をよくかく、耳あかは乾燥気味、衣類は黄ばまない
    → まず試験的に切開手術をして確かめる
  • 脇の下に汗はあまりかかない、耳あかは湿っている、脇毛は多い方
    → 電気凝固法
  • 脇の下に汗はあまりかかない、耳あかは乾燥
    → デオドラント剤で対処

試験切開

このチェック表の中で「試験切開」という言葉が出てきます。

これは、実際にわきの下の一部を切って、皮膚の裏(皮下)のアポクリン腺の状態を目視で確かめるという措置になります。

この試験切開をすることで、腋臭の程度が確実にわかるので、五味先生は試験切開を進めておられるようです。

ワキガ手術の種類

ワキガ手術にもいろいろな種類があり、また手術の手法も日々進歩して、新しい手術法も生まれてきています。 また、クリニックによっては、クリニックで独自に開発した機器を使ってオリジナルの名前を付けている手法もあります。

ワキガ手術は、大きくは、皮膚を数ミリ切開し、開口部から特殊な器具を挿入し、アポクリン腺を除去する方法と、皮膚を切り開いて、アポクリン腺を目視で確認しながら取り除く方法があります。

吸引法

脇の下を5ミリ程度切開し、その隙間から特殊な器具を差し込み、腋臭の原因となるアポクリン腺を削除・吸引する方法です。

  • マイクロシェービング法
    特殊な医療器具(マイクロシェービング)でアポクリン腺を除去、吸引する手術
  • ローラーシェービング法
    特殊な医療器具(ローラーシェービング)でアポクリン腺を除去、吸引する手術
  • ローラークランプ法
    皮膚の上をローラーで押さえながら特殊な医療器具でアポクリン腺を除去、吸引する手術
  • クアドラカット法
    特殊な医療器具(クアドラカット)でアポクリン腺を除去、吸引する手術
メリット 比較的キズ口が小さくてすむ。
比較的短時間でできる。
デメリット アポクリン腺を完全に摘出することは難しい。

剪除(せんじょ)法

脇の下を数センチ切開し、皮膚の裏側に付いているアポクリン腺を目で確認しながら取り除く方法。

  • 直視下摘除法
  • 反転剪除法
  • 組織削除法
メリット 目で確認しながらポクリン腺を除去するので再発の可能性が少ない
デメリット 比較的傷口が大きくなります。
確認しながら除去するので時間がかる。
手術後は1周間程度は安静にしておく必要がある。

超音波法

  • 超音波法
    皮膚の一部を切開して、特殊な医療器具(超音波)を挿入しアポクリン腺を破壊、吸引する手術です。
  • 超音波サーマル法
    皮膚の一部を切開して、特殊な医療器具(超音波)を挿入しアポクリン腺を破壊、吸引する手術です。
メリット キズ口が小さくてすむ。
施術時間が比較的短い
術後の行動制限が少ない
デメリット 自費診療なので高価

電磁波法

ミラドライがこれに当たります

  • 皮膚の上から電磁波を照射することでアポクリン腺を破壊する手術です。
メリット 切開の必要がない。
施術時間が比較的短い
術後の行動制限が少ない
デメリット 自費診療なので高価

参考:切らない手術

最近は切らなくてワキガ対策できる施術が多くなっています。

  • ビューホット法
    皮膚の上から針を刺して、針先から出る高周波でアポクリン腺を破壊するする手術
  • サーミドライ法
    皮膚を一部切開して、直径1mm程度の細いカニューレを皮下に挿入し、高周波を照射してアポクリン腺を破壊する施術

この手術がオススメ

おススメは、ミラドライです。
自費診療なので費用が高い(約30万円前後)ですが、アメリカのFDAの承認や厚生労働省の承認も得ている手法なので信頼性が高いです。

わきの下と言えども、傷が残るのが嫌な方に最適です(施術後は照射した部位が腫れることがあります。黒ずみや色素沈着が全くないわけではありません)

再発もほとんどないことから、個人的にはミラドライをお勧めします。